こんにちは!
日頃から沢山の患者さんに来て頂き、本当に感謝しております、ありがとうございます。
そんな中で、
お尻や、脚、又は足の指などに
痺れを訴える患者さんが、非常に多いのです。
大抵の場合、一度は病院での受診をされてる方が多いので、
「お医者さんに、原因は何と言われましたか?」
とお聞きすると、
「坐骨神経痛だと言われました。」
と教えて下さいます。
しかし坐骨神経痛は、〈症状〉の1つであり、
〈原因〉とはまた少し違うのですね。
例えば、咳が〈症状〉であり、
風邪やインフルエンザが〈原因〉であるように、です。
なので、坐骨神経痛の『犯人探し』が必要になるわけです。
また、
「ヘルニアが原因だと言われました。」とか
「すべり症があるから、と言われました。」と
教えて下さる方もいます。
たしかに、これらは原因になり得ます。
腰椎や脊髄に問題が有るよ、と言うワケです。
しかしながら、
坐骨神経痛の症状が、必ずしも「ヘルニア」や「すべり症」によって出ているわけではない、事例も多くあるのです。
事実、これらの傷病名が付いていても、約半数以上の方達は改善してらっしゃいます。
なので、いずれにしても、徹底的に『犯人探し』をしていく必要があるのです。
この『犯人探し』、
原因は本当に人それぞれで沢山あり、患者さん1人1人の状態を見て、丁寧に、繊細に探していくわけなのですが、
今日はこの記事をご覧になった皆様に、
坐骨神経痛の原因になり得る場所1つと、
自分で出来るセルフケアをお伝えしていきたいと思います!
なので、お尻や脚に痺れがある方は、まずこれをやってみて下さい!
その原因になり得る場所が、
ココです。
これは、梨状筋と言われる筋肉と、上双子筋と言われる筋肉の隙間です。
背骨の横から出てきた坐骨神経は、この隙間を抜けて足先へ伸びていきます。
その際、ココの筋肉が硬いと、神経に物理的な圧迫ストレスが加わり、痺れが出る事があります。
これは『梨状筋症候群』と言われます。
また、それらの筋肉だけでなく、表面にある大臀筋が硬くなっても、神経へのストレスは増します。
なのでこの辺り一帯のストレッチが有効です。
1つ目のストレッチはこちら
椅子に座って、片脚をあぐらの様にして膝の上に乗せます。
そして体をゆっくり前に倒していくと、上にしている脚の方のお尻に
ストレッチがかかります。椅子は高いより低目の方がしっかり伸びると思います。
2つ目のストレッチがこちらです。
あぐらの状態から、膝を内側に寄せていき、なるべく膝同士を近付けます。
この状態から、上半身を前に倒していきます。
1つ目より難易度高めですが、上の脚側のお尻がめっちゃ伸びますよ!
今回のストレッチ、お尻の筋肉に原因がある場合は大変有効です、
痺れにお悩みの方は是非やってみて下さい!
そして改善しない方は、他に原因がある可能性が高いですので、
是非一度、ProStyleにご相談下さい!
最後に、
先程話しました、「ヘルニア」や「すべり症」をお持ちの方でも
痺れ症状が改善するケースはたくさんありますので
是非一度ご相談下さい!