・A)足関節捻挫
・B)肉離れ
・C)オスグッド
A,グキッと捻ってしまうのは仕方がない。
B,ブチッと筋損傷を起こしてしまうのは事故のようなものだから仕方がない。
C,成長痛だからといって治るのを待つしかない。
果たして本当にそうでしょうか?
痛めた人を治療するのが私たちの仕事ではありますが、
痛みを繰り返している人が繰り返さないようにするのも私たちの役目です。
それよりも重要なのはなぜ痛みがそこに起きたのか?そこをしっかりと説明し、その今の痛みが1日でも早く改善するためには何をしていけば良いのか伝えるのも大きな役割です。
ただ安静にしていれば、固定して動かさなければ、湿布貼っていれば…良いというわけでもありません!
急に痛くなったA〜Fのような症状は安静にしていればほとんどの症状は良くなります。
ただ「使い過ぎで筋疲労や炎症しているから電気してマッサージして安静にしてれば1、2週間で良くなりますよ」
なんてそんな誰でもわかっているようなこと聞いたところで…
安静にしていたいけどそう簡単に何日も練習休めない現実があるから痛めているわけで、少しでも早く練習に復帰し大会に出たいからこういう治療院に来ているわけですよね。
そのためには 痛←原因1←原因2まで捉えて施術をして、ケアをしていかなければ絶対に時間の無駄になってしまいます。
痛めてもジッと休んでなんかいられず何かしら練習に参加しなくてはいけないプレッシャーは学生さんは特に感じているはずです。
今後あなたはどのようなことを意識してプレイしていくことが大切なのか?
A《足関節捻挫》
ある筋肉が弱ってサボっているから捻りやすくよく痛めてしまうのです!
ある筋肉が機能低下しているから治りが遅くなり練習への復帰が遅くなります。
負傷した局所的な靭帯だけをなんとかするのなら、安静にしてれば時間が解決してくれます。
もっと先のことまで考えるのであればやらなきゃいけないことはあります。
湿布や電気も良いとは思いますがやらなきゃいけないことがあります。
B《肉離れ》
硬くなっている筋肉に対して急激に物凄い力で伸ばされる作用が働くとバツンと筋肉の組織が破壊されてしまうわけですが、
スポーツをする場面において急激な力が加わることなんて常にですよね?
どの場面においても瞬発的な動きを必要とするわけで、いちいち硬くなっている筋肉なんて意識してなんかいられませんね。
よくストレッチをしっかりしていなかったためだ…と痛めてから後悔する人も多いですがストレッチを入念に行っていた人もなる人はなります。
(しないよりはしたほうがリスクは下がると思いますが)
そもそもなぜ硬くなるかというと普段の生活からその筋肉に対して負担がかかってしまっています。
だったら日常生活からの筋肉の使い方を変えていくしかないわけです。
それか普段の生活においてその筋肉は使わな過ぎて筋組織が短縮の状態が続いていると、いざ急激な行動を起こして筋組織に対して力が加わりかつ勢いよく伸ばした時に対応できなくなりブチっと痛めてしまうわけです。
(ずっと寝ていた筋肉をもの凄い力でたたき起こすわけなのでビックリする暇もなく対応できず痛めてしまう)
どっちにしろスポーツをしている時だけとかする前にとかそういうことではなく、“普段から“が肝心なわけです。
そこを変えていくには“普段から”の身体の使い方や姿勢を変えていくしかない ということです。
C《オスグッド》
使い過ぎによる大腿直筋の張りとか、
骨の成長に大腿直筋がついていけず筋肉が短縮しているからとか言われていますが、
これも上のAやBと同じ考えで
普段から使えていない筋肉があるために大腿直筋が過度に負担を負ってしまいパンパンになるしかない環境だからです。
その環境が整っていない状態でいくら揉んでも電気かけても良くならないのは痛みに悩まされている学生が一番良くわかっていると思います。
A)B)C)どれにおいても
痛めたのはしょうがない、どう治していくか ではなく、
なぜ痛めたのか ということに疑問を持ち(絶対に原因はあります!)そこの原因に対しても見ていかないと治りは遅いし、また繰り返すし…患者さんのためにはなりません。
痛みをとることだけが目的であればほっといても時間が解決してくれます。
ここに来る意味をお届けします。
自費施術のみです。ご了承ください