こんにちは!

今日は、腰痛の〈ちょっと珍しい原因〉についてやっていきたいと思います。

20代男性の患者さん、
腰を反らすと痛い、と言う事で来院されました。

他の整体院で腰にマッサージを受けたり、鍼灸院で鍼を腰に受けるとしばらくは良いが、
じきに痛みが戻ってくる、と言う事でした。

この方の場合、痛みが出る時がかなり限定的で
『立っていて、腰を反らす時に痛みが出る』そうなんです。
座っている時は、腰を反らせても別に痛くない、とのこと。

色々調べていった所、結局この方の腰痛の原因は、
足首の背屈制限(うまく爪先をあげれない状態)によるものでした。


足首の背屈制限がどのように腰に影響するかと言うと
例えばこの画像を見て頂くと分かるのですが


立った状態で腰を反らすとなると
足首は背屈してないといけないんです。

腰を反らす時は、
腰から後ろに反れば、重心が後ろに移動してしまうので
足首を曲げて、膝や骨盤を前にスライドする事で前後のバランスを保っています。

今回の例では、足首がうまく背屈出来ない事で、そのバランス関係が破綻してしまい、腰の負担が増してしまったのでしょう。

こんな腰から離れた関節ですが、
やはりと言うべきか、腰にも影響を与えるんだと言う、良い勉強になりました。

足首がうまく背屈出来ない時は
通常、下腿(脚の膝から下の部分)と足首のアライメントに異常があったり、足の指がうまく動かなくなっていたり、股関節が伸展(後ろに蹴る動き)出来なくなっていたり、色々な問題が絡んでいる事が多いのですが

今回のケースでは、シンプルにふくらはぎの固さを解消する事で腰の痛みは消えました。

今回のように、足に腰痛の原因がある事は珍しくありません。
むしろ、ほとんど全ての腰痛に脚、もしくは足の影響が及んでいると言っても過言ではありません。

昔から脚(足)に何かしらの悩みがあり、
なかなか治らない腰痛でお悩みの方は
是非一度、ProStyleにお電話を^ ^