こんにちは!
今日は、指の痛みや肘の痛みについて、
少しお話していこうと思います!
指や肘の痛みは、色々な要素が関わっている事が多いです。
手の使い方(偏った使い過ぎ)、体全体の使い方、
食事や飲み物の影響から来る体の末端の循環不良、前腕部の硬さ、筋膜の緊張から影響を受ける物、などなど…
今日はそんな中でも、
筋膜の緊張から影響を受ける物について少しお話し、
簡単なセルフケアを紹介していきたいと思います^ ^
体中に存在する筋肉は、【筋膜】と呼ばれる膜組織で繋がりを持ち、離れた筋肉同士が互いに影響し合っています。
難しい話を抜きにして、
指や肘の痛みに関わりの深い前腕の筋肉は、
実は〈胸筋〉や、〈広背筋〉とも筋膜で繋がりがあり、
互いに影響し合っているのです。
つまり、指や肘に痛みがある際に、
指や肘の筋肉ばかりマッサージしたり電気を掛けても治らない場合は、
胸筋や広背筋も緩めた方が改善が得られるかも知れない、と言う事です。
実際、肘や指の痛みがあり、
広背筋を緩める事で肘や指の痛みが改善した方が何人もいらっしゃいます。
これからストレッチの説明に移りますが、
ストレッチを行う前に、いつも痛みが出る動作を行い、現在の痛みの程度を確認してみて下さい。
それでは〈胸筋〉のストレッチからです。
壁の角や、端を使います。
右の胸筋をストレッチする場合は、
右肘を曲げた状態で、壁に右手をつき、
右足を一歩踏み出した状態で、体を徐々に前に出していきます。
するとジワーっと胸の筋肉が伸びていく感じがすると思うので、そのまま10秒数えて3セット行いましょう。
次は背中の筋肉、〈広背筋〉のストレッチです。
立った状態がやり易いです。
右側を行う場合、右手のひらを頭の上に乗せ、肘を真っ直ぐ前に出します。
そのまま左手で右肘を掴み、左側へ引っ張っていきます。
右の脇から背中にかけて伸びる感じがすると思うので、そのまま10秒数えて3セット行いましょう。
いかがだったでしょう、難しかったですか?
これを行った後、いつも痛みが出る動作をして頂き少しでも痛みが出難くなるようでしたら、毎日続けて行ってみて下さい^ ^
痛みに変化が無い場合は、ほかに影響力の強い原因がある事が考えられますので、なるべく早めにご相談下さい。
腱鞘炎の類は、長い事我慢して拗らせると、治る時も大変になりますよ…