こんにちは!

今日は、僕が常々思っている事を書こうと思います。

よく患者さんにも聞かれるのですが
筋膜リリースってなんですか?』
とか
『筋膜リリースしてもらえば腰痛が良くなるんですか?』
とかです。

まず筋膜リリースってなんですか?と聞かれれば
引きつりを起こしたり、癒着を起こした筋膜を、解放(Release)してあげる事です」
って説明します。もう少し丁寧に笑

筋肉表面を覆う、薄くて強靭な筋膜は全身を隈なく覆っていて、どこか一ヶ所に引きつりが生じれば
全身に影響が波及する

引きつりの原因は、
使い過ぎや、怪我などによる炎症の後に生じた癒着など、
それらが筋膜にストレスを掛けてしまっている事が多いです。

筋膜リリースをしてもらえば良くなるんですか?と聞かれれば
痛みや可動域制限(関節の動きの悪さ)は取れますが、それだけだと戻るかも知れません」
と説明します。もっと丁寧に笑

問題なのは、その筋膜の動きの悪さ、筋肉の固さはなぜ生じてしまったのか?と言う事なのです。

不意に起きたトラブルにより怪我をしてしまい、
それが引き金となって生じた動きの悪さや痛み、ならば
炎症→癒着によりそこに筋膜の滑走不全が生じていたとしても
一旦リリースしてしまえば良くなる事が多いです。
原因が一時の怪我なので。

それより問題なのは
繰り返し繰り返し出てくる痛み、不調

この場合、知らず知らずのうちに
〈使い過ぎてしまう筋肉〉が出来上がっている為、
少し身体を使っていると、じきにその筋肉(筋膜)が固くなりだして
痛みを生じます。

なぜ、〈使い過ぎてしまう筋肉〉が出来てしまうのか
それは逆に、
〈使えていない筋肉〉が存在するからです。

筋肉は通常、1つだけが動いて、腕を挙げたり脚を挙げたりするわけではありません。
複数の筋肉が協力し合って行います

その為、
〈使えていない筋肉〉があれば、他に
〈使い過ぎてしまう筋肉〉が出来てしまいます。

なので、いくら〈使い過ぎてしまう筋肉〉をリリースして緩めてあげても
〈使えていない筋肉〉がある限りは〈使い過ぎてしまう筋肉〉は
またすぐに固くなってしまう
、と言うことなのです。

そこで僕らが行っている施術は?と言うと
手技療法(筋膜にリリースをかけ、痛みや可動域制限を改善)

トレーニング(使えていない筋肉を狙って、正確に収縮を入れるトレーニングを指導)

です。

つまり、
手技で痛みなど、症状を改善し、その後すみやかに再発予防や治療効果が長続きする様にトレーニングを入れていくと言った感じです。

手技療法とトレーニングは、
2つ揃って、互いの効果がより高まる
と思います。


今までの施術、手技だけの施術に疑問を感じていた方
トレーニングをしたいけど、ちゃんと出来るか心配だし、腰痛もあるから一度チェックしてもらいたい方

是非一度、ProStyleにお電話を^ ^