肩を動かしてください。
どこが動いていますか?
多くの方が「腕」と答えます。もちろん正解なんですが
実際動いているのは、
・上腕骨
・肩甲骨
・鎖骨
・胸骨胸椎を始め背骨
・肋骨
あと、ある程度の可動域や勢いのある動きを必要とするときは
・骨盤の傾き
・股関節の回旋
・頚椎、頭部
これらが肩を動かすときに連動していろんな方向に肩関節を動かすことが可能なわけです。
いや、、ほぼ身体全部じゃんって思った方 正解です!!
それが今回お伝えしたかったこと。
肩こりも同じですよ!
もしかしてまだ肩揉んでますか?
肩以外にも目を向けてあげない限りずっとどこかしらからストレスは肩にのしかかっています。
肩甲骨がガチッと固まれば腕は上がらなくなる。
→これは想像できますよね?
では、
胸椎につく肋骨の角度が猫背のように下を向けば、
それに直接関係する鎖骨の動きも制限され、
さらにそれに直接関係する肩甲骨の動きが制限され、
肩甲骨と直接関節を構成する上腕骨は、
挙がらない、後ろに手を回せない、髪を縛れない、などなど痛みを伴うわけです。
なんとなくイメージできたでしょうか?
とにかく肩の痛みでも重だるさでも同じです。
身体全体を使ってみんなで一緒に1つの動作をしよう(運動連鎖) と脳が勝手に指令を出すわけです。
しかしその指令が届かない場所がどこかしらに出現してくるとその運動連鎖が破綻してどこかしらに余計な力が加わり筋肉の硬さにもつながるというわけです。
ということで肩の症状は他からの影響を疑いましょう。
以上です(^^)